原因として家庭での料理中の熱湯、水蒸気、油などによるやけどが多いです。飲食業に従事している方も熱湯や油による仕事中のやけどが多いです。また、女性で最近多いのはヘアーアイロン(コテ)を誤って顔や手に触れてしまったことによるやけどです。ヘアーアイロンは温度が高いので、一瞬でもやや深いやけどになってしまうことがあります。冬になると湯たんぽでの低温熱傷も増えてきます。高温でなくても同じ場所にずっと当たっていることにより、意外に深い傷になってしまう場合があります。
お子さんのではテーブルの上にある味噌汁、スープ、カップラーメンなどの器を倒してしまい、こぼれた熱い汁がかかって太ももなどにやけどするケースが多くみられます。赤ちゃんは炊飯器の蒸気を触れてしまい手のひらにやけどをする場合があります。