伝染性軟属腫(水いぼ)

伝染性軟属腫(水いぼ)とは?

イボ(尋常性疣贅)とは違い、手足ではなく主に身体に小さなみずみずしい盛り上がりができます。伝染性軟属腫ウイルスの感染が原因です。大人にはあまりできませんが、小さなお子さんにはよくある疾患で、放置していると沢山増えてしまうことがあります。また、水いぼのまわりに湿疹ができたり、掻いてとびひになってしますこともありますので、早めに治療したほうが良いです。

治療

治療は、水いぼを専用の小さなピンセットを使ってつまんで取り除くのが基本です。できるだけ痛みを感じずに治療ができるよう、麻酔のテープを使用することができます。 よく、「水いぼがあるとプール禁止」と言われますが、水いぼはプールの水では感染しません。ただ、お子さん同士で裸でじゃれあったり、ビート版やタオルを共用したりすると接触感染する可能性がありますので、水いぼをしっかり治してからプールに入ったほうが良いでしょう。